山崎行太郎公式ブログ『 毒蛇山荘日記』

哲学者=文芸評論家=山崎行太郎(yamazakikoutarou)の公式ブログです。山崎行太郎 ●哲学者、文藝評論家。●慶應義塾大学哲学科卒、同大学院修了。●東工大、埼玉大学教員を経て現職。●「三田文学」に発表した『小林秀雄とベルグソン』でデビューし、先輩批評家の江藤淳や柄谷行人に認めらlれ、文壇や論壇へ進出。●著書『 小林秀雄とベルグソン』『 小説三島由紀夫事件』『 保守論壇亡国論』『ネット右翼亡国論 』・・・●(緊急連絡) 070-9033-1268。 yama31517@yahoo.co.jp

2024-11-01から1ヶ月間の記事一覧

◼《玉木スキャンダル》の政治学。二人目の飛び降り自殺者は出るか? 今年の東京15区補欠選挙の前後から、女性立候補たちの動向が、気になっていた。いづれ、その中から、《飛び降り自殺者》が出るだろう、と不吉な予感がしていたのである。予感は、半ばはずれ、半ば的中した。《飛び降り自殺》したのは、意外なことに、国民民主党から立候補予定者として注目をあびていたが、《ラウンジ嬢》の経歴が問題視され、立候補断念においこめられた《高橋まり》さんだった。私は、別の女性立候補者を想定していたので、意外であり、驚くほかはなかった

◼《玉木スキャンダル》の政治学。二人目の飛び降り自殺者は出るか? 今年の東京15区補欠選挙の前後から、女性立候補たちの動向が、気になっていた。いづれ、その中から、《飛び降り自殺者》が出るだろう、と不吉な予感がしていたのである。予感は、半ばはずれ…

■江藤淳と吉本隆明と大江健三郎⑴。 江藤淳の《大江健三郎批判》を軽く見る人がいる。江藤淳は、大江健三郎の活躍に嫉妬しているだけだろう、とでも言うかのように。たとえば、小谷野敦の『江藤淳と大江健三郎』(ちくま文庫)などは、その典型で、全編が、そういう視点と色調で貫かれている。むろん、江藤淳の《大江健三郎批判》は、江藤淳個人にとってだけでなく、戦後思想史や近代思想史をを考える時、きわめて重要な問題をはらんでいる。小谷野敦等が理解出来ないだけである。小谷野敦等には、《江藤淳と吉本隆明》の共通性という問題意識は

■江藤淳と吉本隆明と大江健三郎⑴。江藤淳の《大江健三郎批判》を軽く見る人がいる。江藤淳は、大江健三郎の活躍に嫉妬しているだけだろう、とでも言うかのように。たとえば、小谷野敦の『江藤淳と大江健三郎』(ちくま文庫)などは、その典型で、全編が、そう…