山崎行太郎公式ブログ『 毒蛇山荘日記』

哲学者=文芸評論家=山崎行太郎(yamazakikoutarou)の公式ブログです。山崎行太郎 ●哲学者、文藝評論家。●慶應義塾大学哲学科卒、同大学院修了。●東工大、埼玉大学教員を経て現職。●「三田文学」に発表した『小林秀雄とベルグソン』でデビューし、先輩批評家の江藤淳や柄谷行人に認めらlれ、文壇や論壇へ進出。●著書『 小林秀雄とベルグソン』『 小説三島由紀夫事件』『 保守論壇亡国論』『ネット右翼亡国論 』・・・●(緊急連絡) 070-9033-1268。 yama31517@yahoo.co.jp

2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

メルマガ「山崎行太郎の毒蛇通信(2021 /10/31)「総選挙なんてしらないよ。ー江藤淳とサルトル」を送信しました。「文学と哲学を知らずして政治や経済を語ることなかれ」

メルマガ「山崎行太郎の毒蛇通信(2021 /10/31)「総選挙なんてしらないよ。」ー「江藤淳とサルトル」を送信しました。「文学と哲学を知らずして政治や経済を語ることなかれ」 山崎行太郎のメルマガ『毒蛇通信 』 https://www.mag2.com/m/0001151310.html

■江藤淳は、サルトルの『ボードレール』論を読んで、どう変わったか。 江藤淳にとって、サルトルの『ボードレール』論ほど重要な書物はないように、私には思われる。この書物を読むことによって、文学的に開眼したことも重要だが、それよりももっと重要なことがあった。江藤淳は、幼年時代から「家庭的トラブル」をかかえていた。4歳で、母親を喪い、翌年、父親が再婚し 、新しい母親を迎える。そして義弟や義妹が誕生する。それに江藤淳はうまく順応できなかった。4歳から小中高校時代を経て、大学入学の時点まで、精神状態は 、常に不安定

■江藤淳は、サルトルの『ボードレール』論を読んで、どう変わったか。江藤淳にとって、サルトルの『ボードレール』論ほど重要な書物はないように、私には思われる。この書物を読むことによって、文学的に開眼したことも重要だが、それよりももっと重要なこと…

■『維新と興亜』第9号、10月28日発売。以下は本文の一部の抜粋です。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ★【座談会】『Hanada』『WiLL』『正論』 ネトウヨ保守雑誌の読者に問う!(山崎行太郎×金子宗德×本誌編集部) ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ★対談(稲村公望=深田萌絵)「米中台のグローバリストに挟撃される日本」 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ★何故 、水戸学は 「水戸学」と呼ばれるのか。ー 実践と実行をともなった学問(山崎行太郎) ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ★【座談会】『Hanada』『WiLL』『正論』 ネトウ

■『維新と興亜』第9号、10月28日発売。以下は本文の一部の抜粋です。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ★【座談会】『Hanada』『WiLL』『正論』 ネトウヨ保守雑誌の読者に問う!(山崎行太郎×金子宗德×本誌編集部) ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆★対談(稲村公望=深田萌絵)「米中台のグローバリスト…

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■『維新と興亜』第9号が、10月28日に発売されるそうです。面白そうな企画が満載です。お求めの上 、ご一読ください。定期購読も募集中です。以下は 、本文の一部です。ご参考までに・・・。

■『維新と興亜』第9号が、10月28日に発売されるそうです。面白そうな企画が満載です。お求めの上 、ご一読ください。定期購読も募集中です。以下は 、本文の一部です。ご参考までに・・・。

■あなたは「ダッピ」を知ってますか。 ダッピ(DAPPI)こそ「ネットウヨ」の親玉だったのか。なるほど、なるほど。「幽霊の正体見たり、枯れ尾花・・・」というわけか。 自民党や安倍晋三をひたすら絶賛・擁護し、立憲や野党を罵倒し、誹謗中傷し続けるネットウヨ系ネット工作員がいたらしい。立憲の「小西ひろゆき議員」や「杉尾秀哉議員」に関して、デマ情報(フェイクニュース)を流し続けたとして、両氏が反撃に出て、その発信元の「ダッピ(DAPPI)」の正体を突き止めたらしい。たまには立憲民主党もやるじゃないか。ダッピの正

■あなたは「ダッピ」を知ってますか。ダッピ(DAPPI)こそ「ネットウヨ」の親玉だったのか。なるほど、なるほど。「幽霊の正体見たり、枯れ尾花・・・」というわけか。 自民党や安倍晋三をひたすら絶賛・擁護し、立憲や野党を罵倒し、誹謗中傷し続けるネットウ…

■江藤淳はサルトルの『ボードレール』から何を学んだか。 江藤淳は、サルトルの影響を受けているが、サルトルについて多くを語っていない。そこから、江藤淳はサルトルを読んでいないのではないかとか、サルトルを理解していないのではないか、とかいう解釈が大手を振ってまかり通ることになる。私は、別に、ここで、江藤淳はサルトルを熟読し、サルトルの文学や哲学を正確に理解していたなどと言うつもりはない 。学者や研究者か、あるいは野次馬的な文学愛好者や哲学愛好者なら、そいうことが問題になるだろう。しかし、江藤淳は、仏文学者で

■江藤淳はサルトルの『ボードレール』から何を学んだか。江藤淳は、サルトルの影響を受けているが、サルトルについて多くを語っていない。そこから、江藤淳はサルトルを読んでいないのではないかとか、サルトルを理解していないのではないか、とかいう解釈が…

■江藤淳はサルトルの『ボードレール』から何を学んだか。 江藤淳は、サルトルの影響を受けているが、サルトルについて多くを語っていない。そこから、江藤淳はサルトルを読んでいないのではないかとか、サルトルを理解していないのではないか、とかいう解釈が大手を振ってまかり通ることになる。私は、別に、ここで、江藤淳はサルトルを熟読し、サルトルの文学や哲学を正確に理解していたなどと言うつもりはない 。学者や研究者か、あるいは野次馬的な文学愛好者や哲学愛好者なら、そいうことが問題になるだろう。しかし、江藤淳は、仏文学者で

■江藤淳はサルトルの『ボードレール』から何を学んだか。江藤淳は、サルトルの影響を受けているが、サルトルについて多くを語っていない。そこから、江藤淳はサルトルを読んでいないのではないかとか、サルトルを理解していないのではないか、とかいう解釈が…

■江藤淳はサルトルの『ボードレール』から何を学んだか。 江藤淳は、サルトルの影響を受けているが、サルトルについて多くを語っていない。そこから、江藤淳はサルトルを読んでいないのではないかとか、サルトルを理解していないのではないか、とかいう解釈が大手を振ってまかり通ることになる。私は、別に、ここで、江藤淳はサルトルを熟読し、サルトルの文学や哲学を正確に理解していたなどと言うつもりはない 。学者や研究者か、あるいは野次馬的な文学愛好者や哲学愛好者なら、そいうことが問題になるだろう。しかし、江藤淳は、仏文学者で

■江藤淳はサルトルの『ボードレール』から何を学んだか。江藤淳は、サルトルの影響を受けているが、サルトルについて多くを語っていない。そこから、江藤淳はサルトルを読んでいないのではないかとか、サルトルを理解していないのではないか、とかいう解釈が…

■藤田東湖と西郷南洲。ー実存と思想ー⑵ 藤田東湖は、華々しい、劇的な「死」を死んだわけではない。江戸の街を襲った「安政の大地震」で、落ちてきた梁の下敷きになって、あっけなく死んでしまった。藤田東湖にふさわしくないような死に方であった、と私も思う。「桜田門外の変」や「天狗党の乱」で、劇的な死に方をした藤田東湖の後継者や弟子たちの死にくらべて、あるいは「西南戦争」で薩摩の城山の露と消えた西郷南洲の死に方にくらべて、実に平凡、凡庸な死に方であった。しかし、それは表面的なことにすぎない。藤田東湖もまた、劇的な死

■藤田東湖と西郷南洲。ー実存と思想ー⑵藤田東湖は、華々しい、劇的な「死」を死んだわけではない。江戸の街を襲った「安政の大地震」で、落ちてきた梁の下敷きになって、あっけなく死んでしまった。藤田東湖にふさわしくないような死に方であった、と私も思…

■昨日は『維新と興亜』の座談会ということで 、久しぶりに、都心部に出かけた。指定された場所は、日比谷高校の隣にある「星稜会館」の近辺ということで安心していたが 、当日になり、「星稜会館」なら何回も行ったことがあるが、しかし新しい建物らしいので、ちょっと不安になったので、早めに出かけることにした。地下鉄の永田町駅を降りたが、方向感覚がまったくわからない。しばらくスマホのグーグルマップをいじっていると、警備中の警官が近ずいてきた。この周辺は、国家の中枢機関が集中しているところなので、警備が厳しいのだ。国会議

■昨日は『維新と興亜』の座談会ということで 、久しぶりに、都心部に出かけた。指定された場所は、日比谷高校の隣にある「星稜会館」の近辺ということで安心していたが 、当日になり、「星稜会館」なら何回も行ったことがあるが、しかし新しい建物らしいので…

■ノーベル賞騒動を嗤う。 毎年、毎年、そんなに「天才科学者」が出るわけないだろう。米国籍の日本人が 、ノーベル物理学賞かなんかを受賞したということで、大騒ぎしているが、実にクダラナイ。最近の日本人は好奇心を失っているとか、「御説教」しているらしいが、何が「好奇心」だよ。Mとかいうノーベル賞受賞者の顔を見ればわかる。小林秀雄は「顔だよ、顔!」といったらしいが、まさに至言である。いつもそうだが、今回のノーベル賞受賞者も 、一般庶民的な俗物そのものの顔をしているじゃないか。下司な俗物根性が顔に出ているのだ。ノ

■ノーベル賞騒動を嗤う。毎年、毎年、そんなに「天才科学者」が出るわけないだろう。米国籍の日本人が 、ノーベル物理学賞かなんかを受賞したということで、大騒ぎしているが、実にクダラナイ。最近の日本人は好奇心を失っているとか、「御説教」しているら…

9月から10月へ。早いものです。今年も10月ですか。まあ、ノンビリやりましょう。今朝は、雨模様だったので、愛車のミニサイクルで出かけることは無理。仕方なく、第二の愛車、軽自動車で出かける。早朝のドライブも面白い。車道には、車はほとんどいない。コンビニで、100円のコーフィーを買って、車内で飲むことにする。私は、コーフィーの味など、どうでもいいので、もっぱら100円のホット・コーフィーで満足。今日は車なので、早朝の散歩とはいえ、ちょっと遠出ででもしようかな、と思い、外環道の下を走る荒川を横断する普通道に。ち

9月から10月へ。早いものです。今年も10月ですか。まあ、ノンビリやりましょう。今朝は、雨模様だったので、愛車のミニサイクルで出かけることは無理。仕方なく、第二の愛車、軽自動車で出かける。早朝のドライブも面白い。車道には、車はほとんどいない。コ…

■サルトルは、『ボードレール』を、どう描いているか。 サルトルは、『ボードレール』について、 《父親が死んだ時、ボードレールは六歳だった》 と書くことから始めている。そして、さらに、こう書いている、 《一九二八年十一月、これほど愛していた母が、ある軍人と再婚した。ボードレールは寄宿舎に入れられた。この時期から、彼の有名な『ひび』が始まる。》 まさに、サルトルの描くボードレールの生涯は、ここから始まると言っていいだろう。そして、おそらく、江藤淳が、敏感に反応したのもこの部分であろう。ここから始まるサルトル

■サルトルは、『ボードレール』を、どう描いているか。サルトルは、『ボードレール』について、 《父親が死んだ時、ボードレールは六歳だった》 と書くことから始めている。そして、さらに、こう書いている、 《一九二八年十一月、これほど愛していた母が、…

■サルトルの『ボードレール』を読みながら、早朝の某駅前のカフェで、ホット・コーフィーを飲む。 最近の私の日課は、早朝4時から始まる『暴れん坊将軍』を見て、終わると愛車(ミニサイクル)で散歩に出ることだが 、駅前のカフェに立ちより、100円のホットコーフィーを飲むのもまた 、楽しみだ。今朝は、必要があって、サルトルの『ボードレール』を持参。むかし、学生時代に読んだ時は、あまり面白くなかったが、『江藤淳とその時代』を書くにあたって、是非、読まねばと思って、書棚の奥から探し出してきて読みはじめたら、これが実に

■サルトルの『ボードレール』を読みながら、早朝の某駅前のカフェで、ホット・コーフィーを飲む。最近の私の日課は、早朝4時から始まる『暴れん坊将軍』を見て、終わると愛車(ミニサイクル)で散歩に出ることだが 、駅前のカフェに立ちより、100円のホットコ…