山崎行太郎公式ブログ『 毒蛇山荘日記』

哲学者=文芸評論家=山崎行太郎(yamazakikoutarou)の公式ブログです。山崎行太郎 ●哲学者、文藝評論家。●慶應義塾大学哲学科卒、同大学院修了。●東工大、埼玉大学教員を経て現職。●「三田文学」に発表した『小林秀雄とベルグソン』でデビューし、先輩批評家の江藤淳や柄谷行人に認めらlれ、文壇や論壇へ進出。●著書『 小林秀雄とベルグソン』『 小説三島由紀夫事件』『 保守論壇亡国論』『ネット右翼亡国論 』・・・●(緊急連絡) 070-9033-1268。 yama31517@yahoo.co.jp

◼《玉木スキャンダル》の政治学。二人目の飛び降り自殺者は出るか? 今年の東京15区補欠選挙の前後から、女性立候補たちの動向が、気になっていた。いづれ、その中から、《飛び降り自殺者》が出るだろう、と不吉な予感がしていたのである。予感は、半ばはずれ、半ば的中した。《飛び降り自殺》したのは、意外なことに、国民民主党から立候補予定者として注目をあびていたが、《ラウンジ嬢》の経歴が問題視され、立候補断念においこめられた《高橋まり》さんだった。私は、別の女性立候補者を想定していたので、意外であり、驚くほかはなかった

◼《玉木スキャンダル》の政治学。二人目の飛び降り自殺者は出るか?

今年の東京15区補欠選挙の前後から、女性立候補たちの動向が、気になっていた。いづれ、その中から、《飛び降り自殺者》が出るだろう、と不吉な予感がしていたのである。予感は、半ばはずれ、半ば的中した。《飛び降り自殺》したのは、意外なことに、国民民主党から立候補予定者として注目をあびていたが、《ラウンジ嬢》の経歴が問題視され、立候補断念においこめられた《高橋まり》さんだった。私は、別の女性立候補者を想定していたので、意外であり、驚くほかはなかった。しかし、高橋まりさんの《飛び降り自殺》事件が、国民民主党党首の玉木雄一郎にからんでいたことは、深く記憶に残った。玉木雄一郎をめぐっては、最近、小泉みゆきという地元・高松市観光大使の女性との不倫事件が注目されているが、私は、不倫事件そのものより、《高橋まり飛び降り自殺事件》を連想した。玉木雄一郎本人は、素早い謝罪会見によって、この不倫スキャンダルを乗り切ったように見えるのだが、玉木の不倫相手の小泉みゆきさんは、今、一部では連絡不能という噂もあるらしいが、現在、どうしているのだろうか。私は、玉木雄一郎のことより、高橋まりさんの場合と同様に、小泉みゆきさんの今後のことが、気になる。高松市観光大使もやめたかとか、やめるとかいう話もあるらしいが。玉木は、自分の政治生命や自分の家族の将来のことは心配しているようだが、小泉みゆきさんの人生や将来などをどう考えているのだろうか。余計なお世話かもしれないが、ちょっと気になる。政治家志望の若い女性たちの人生や命など、所詮は、玉木雄一郎のような上昇志向オンリーの三流政治家にとって、《芸のコヤシ(笑)》に過ぎないのか。

(写真は高橋まりさんと玉木雄一郎氏。
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■江藤淳と吉本隆明と大江健三郎⑴。 江藤淳の《大江健三郎批判》を軽く見る人がいる。江藤淳は、大江健三郎の活躍に嫉妬しているだけだろう、とでも言うかのように。たとえば、小谷野敦の『江藤淳と大江健三郎』(ちくま文庫)などは、その典型で、全編が、そういう視点と色調で貫かれている。むろん、江藤淳の《大江健三郎批判》は、江藤淳個人にとってだけでなく、戦後思想史や近代思想史をを考える時、きわめて重要な問題をはらんでいる。小谷野敦等が理解出来ないだけである。小谷野敦等には、《江藤淳と吉本隆明》の共通性という問題意識は

江藤淳吉本隆明大江健三郎⑴。

江藤淳の《大江健三郎批判》を軽く見る人がいる。江藤淳は、大江健三郎の活躍に嫉妬しているだけだろう、とでも言うかのように。たとえば、小谷野敦の『江藤淳大江健三郎』(ちくま文庫)などは、その典型で、全編が、そういう視点と色調で貫かれている。むろん、江藤淳の《大江健三郎批判》は、江藤淳個人にとってだけでなく、戦後思想史や近代思想史をを考える時、きわめて重要な問題をはらんでいる。小谷野敦等が理解出来ないだけである。小谷野敦等には、《江藤淳吉本隆明》の共通性という問題意識はない。私は、江藤淳吉本隆明の連続対談における《大江健三郎批判》だけでなく、吉本隆明個人の《大江健三郎批判》についても論じてきたが、それは、吉本隆明にとっても、《大江健三郎批判》という問題が、重要な意味を持っているからだ。私は、吉本隆明の初期評論活動の中心的なテーマのひとつが《大江健三郎批判》ではなかったのかと思っている。その証拠に、吉本隆明も、江藤淳に負けず劣らずに、大江健三郎にこだわり、《大江健三郎批判》を繰り返しているからだ。吉本隆明は、後期と言ってもいいだろうが、その時期に、当時、文芸ジャーナリズムで持て囃されていた若手の柄谷行人浅田彰、そして蓮実重彦等をきびしく批判しているが、それも、吉本隆明の《大江健三郎批判》と無縁ではない。

■自民党大敗を受けて、それでも私は、断固として、《石破政権》を支持する。私は、長いこと野党共闘による《政権交代》を支持・応援しいてきたが、今 、私は、《政権交代》より《石破自民党》による自民党内の政権交代を支持・応援する気持ちに傾いている。野田も玉木も嫌いだ。

自民党大敗を受けて、それでも私は、断固として、《石破政権》を支持する。私は、長いこと野党共闘による《政権交代》を支持・応援しいてきたが、今 、私は、《政権交代》より《石破自民党》による自民党内の政権交代を支持・応援する気持ちに傾いている。野田も玉木も嫌いだ。

■《自公過半数割れ》なら、自民党内の安倍一派(統一教会一派=岩盤保守一派)を追い出し、《自公・立憲》の救国連合政権だろう。さー、小沢一郎の 出番だ。(笑)

■《自公過半数割れ》なら、自民党内の安倍一派(統一教会一派=岩盤保守一派)を追い出し、《自公・立憲》の救国連合政権だろう。さー、小沢一郎
出番だ。(笑)

◼石破茂よ、《比例区は自民党に投票するな》と、明らかに反党活動を行う反党分子は除名処分にせよ。

石破茂よ、《比例区自民党に投票するな》と、明らかに反党活動を行う反党分子は除名処分にせよ。

■私は、石破茂総理大臣を、断固支持し、徹底擁護する。

◼私は、石破茂総理大臣を、断固支持し、徹底擁護する。



石破茂総理総裁の国民的人気が、イマイチだそうであるが、私はそうは思わない。それは、ネットウヨの馬鹿どもの願望を込めたバカ騒ぎにすぎない。昨日は、隣町に住む後期高齢者と、昼間から、鳥刺しと薩摩揚げを肴に、焼酎と缶ビールで、酒盛りをして盛り上がったが、石破茂の悪口は、一言も出なかった。終始、石破茂の奥さんは、格好いいね、可愛いね、慶応大学法学部の同級生だってね、という話ばかりだった。もちろん、石破茂が、反安倍、反アベノミクスで、苦節10年を貫いたということを、高く評価したことは言うまでもない。都市部のネットウヨジーサン、バーサンたちとは、見る目が違うのだ。私は、石破茂に《長期政権》を望まない。《長期政権》とは、小泉純一郎政権や安倍晋三政権が象徴するように、《従米政権》《植民地主義政権》《奴隷従属政権》の別名である。米国の大統領のケツの穴を舐めるのが、《長期政権》の秘密である。岸田政権が、支持率急落により政権崩壊に至ったのは、その無様な姿が、国民の眼に、明らかになったからだ。ここ10年近く、石破茂は、自民党政治家としては、実質的に《生き埋め》(江藤淳)にされて来た。死んだも同然であった。石破派なるものも、解体に追い込められ、孤立無援の一匹狼として、どうにか生き延びて来たように思われる。石破茂には、《後ろから鉄砲を撃つ男》という誹謗中傷が、自民党議員たちから、投げ釣られて来た。安倍一強時代という特殊な政治構造の中で、石破茂だけが、《安倍批判》という批判精神を捨てることなく、堅持してきたからだろう。そういう、もうほとんど《死に体》に近かった石破茂が、いくつかの偶然や異変や幸運が重なったとはいえ、生き返り、総理総裁の椅子を手に入れた。石破内閣の人事は、《論功行賞》の気配が濃厚だという人も少なくないが、いいじゃないか、《論功行賞》でも。特に、総務大臣に就任した村上誠一郎には感動した。村上誠一郎については、『月刊日本』にもしばしば登場するので、よく知っている。しかし、政治力学的には、もう死んだ人と思っていた。石破茂の不屈な《政治的根性》を感じる。安倍晋三を《国賊》と呼んだ村上誠一郎。その村上誠一郎を、あえて総務大臣のポストに起用する。私は、これは、石破茂の玉砕覚悟の人事ではないかと思う。今の自民党政治家は、安倍長期政権時代に当選して来たイエスマンばかりである。石破茂は、地方で人気があると言われていたが、よくも生き返ったものである。石破茂は、長期政権など望む必要はない。総理総裁の椅子に座れただけでも、充分だろう。石破茂総裁誕生の瞬間、石破夫人の《驚き》と《喜び》の表情を見れただけでも、私は、満足だ。これが政治なのか。

(薩摩半島の山奥の限界集落にある開店休業中の古民家カフェ『 毒蛇山荘』より。)

■YouTube動画『 山崎行太郎チャンネル』を配信しました。テーマ、《桜井よしこの終焉》です。私は、『保守論壇亡国論』以来、一貫して 、《桜井よしこ》という《エセ保守》を批判してきましたが、ここに来て、いよいよ、化けの皮が剥がされたようです。 https://youtu.be/kqkt5rBaI3A?si=63i2-nML0WdK5hBo https://youtu.be/kqkt5rBaI3A?si=63i2-nML0WdK5hBo

YouTube動画『 山崎行太郎チャンネル』を配信しました。テーマ、《桜井よしこの終焉》です。私は、『保守論壇亡国論』以来、一貫して 、《桜井よしこ》という《エセ保守》を批判してきましたが、ここに来て、いよいよ、化けの皮が剥がされたようです。

https://youtu.be/kqkt5rBaI3A?si=63i2-nML0WdK5hBo

https://youtu.be/kqkt5rBaI3A?si=63i2-nML0WdK5hBo