山崎行太郎公式ブログ『 毒蛇山荘日記』

哲学者=文芸評論家=山崎行太郎(yamazakikoutarou)の公式ブログです。山崎行太郎 ●哲学者、文藝評論家。●慶應義塾大学哲学科卒、同大学院修了。●東工大、埼玉大学教員を経て現職。●「三田文学」に発表した『小林秀雄とベルグソン』でデビューし、先輩批評家の江藤淳や柄谷行人に認めらlれ、文壇や論壇へ進出。●著書『 小林秀雄とベルグソン』『 小説三島由紀夫事件』『 保守論壇亡国論』『ネット右翼亡国論 』・・・●(緊急連絡) 070-9033-1268。 yama31517@yahoo.co.jp

2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

■(続)藤田東湖と西郷南洲(4)(本稿は『維新と興亜 』のための草稿です。) 「桜田門外の変」と藤田東湖は、直接の関係はない。しかし、まったく無縁というわけでもない。桜田門外の変の首謀者だった高橋多一郎は、藤田東湖の「教え子 」であり、もっとも優秀な「弟子」であり、おそらく「思想的後継者」の一人だった。その高橋多一郎が、金子孫二郎とともに、水戸藩改革派の中から選抜した若手水戸藩士たちを組織して、薩摩藩の一部と連携の上で、綿密な作戦を練りあげ、実行したのが、後に「桜田門外の変」と言われることになる「井伊

■(続)藤田東湖と西郷南洲(4)(本稿は『維新と興亜 』のための草稿です。)「桜田門外の変」と藤田東湖は、直接の関係はない。しかし、まったく無縁というわけでもない。桜田門外の変の首謀者だった高橋多一郎は、藤田東湖の「教え子 」であり、もっとも優秀な…

■藤田東湖と西郷南洲(4)(本稿は『維新と興亜 』第7号のための草稿です。) 水戸学派というと、「尊皇攘夷論」というのが常識であり、学問的固定観念である。もちろん、それは間違いではない。だがそれは、水戸光圀(水戸黄門)を筆頭に、藤田東湖等にいたるまでの水戸学派の政治家や思想家たちが、具体的にどう考え、どう行動していたかということとは別である。私は、水戸学派には、「尊皇攘夷論」という思想とは別の独特の思想的エネルギーが生きていたと思う。その思想的エネルギーが、幕末に、全国的に拡散し、多くの志士たちの思想と

■藤田東湖と西郷南洲(4)(本稿は『維新と興亜 』第7号のための草稿です。)水戸学派というと、「尊皇攘夷論」というのが常識であり、学問的固定観念である。もちろん、それは間違いではない。だがそれは、水戸光圀(水戸黄門)を筆頭に、藤田東湖等にいたるまで…

■藤田東湖と西郷南洲(4)(本稿は『維新と興亜 』第7号のための草稿です。) 水戸学派というと、「尊皇攘夷論」というのが常識であり、学問的固定観念である。もちろん、それは間違いではない。だがそれは、水戸光圀(水戸黄門)を筆頭に、藤田東湖等にいたるまでの水戸学派の政治家や思想家たちが、具体的にどう考え、どう行動していたかということとは別である。私は、水戸学派には、「尊皇攘夷論」という思想とは別の独特の思想的エネルギーが生きていたと思う。その思想的エネルギーが、幕末に、全国的に拡散し、多くの志士たちの思想と

■藤田東湖と西郷南洲(4)(本稿は『維新と興亜 』第7号のための草稿です。)水戸学派というと、「尊皇攘夷論」というのが常識であり、学問的固定観念である。もちろん、それは間違いではない。だがそれは、水戸光圀(水戸黄門)を筆頭に、藤田東湖等にいたるまで…

山崎行太郎メルマガ『毒蛇通信 』を配信しました。今回のテーマは《 内閣府参与=高橋洋一更迭と竹中一派》です。 ●スガ政権は竹中平蔵政権である。 ●高橋洋一は竹中組の主要メンバーです。 ●竹中平蔵は高橋洋一失言 更迭を、なぜ 弁護するのか。竹中組の組員だから? ●テレビに出ずっぱりの野村修也(中央大学教授)も、田原総一朗も竹中一派です。 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 以下で、メルマガ登録の上 、購読ください。 https://www.mag2.com/m/0001151310.html http

山崎行太郎メルマガ『毒蛇通信 』を配信しました。今回のテーマは《 内閣府参与=高橋洋一更迭と竹中一派》です。●スガ政権は竹中平蔵政権である。 ●高橋洋一は竹中組の主要メンバーです。 ●竹中平蔵は高橋洋一失言 更迭を、なぜ 弁護するのか。竹中組の組員…

竹中平蔵と高橋洋一と「ポリシー・ウオッチ」。 竹中平蔵や高橋洋一というと経済学専攻の大学教授だと考えるのが普通だろう。しかし、竹中平蔵も高橋洋一も「学者」でも「経済学者」でもない。要するに、まともな経済学の書籍も論文も持ち合わせていない。居酒屋漫談に毛が生えたような経済漫談の本や論文があるだけだ。では、竹中平蔵や高橋洋一の本拠は何処にあるのか。人材派遣業「パソナ会長」の椅子か。 六本木ヒルズを知らない人はいないだろう。しかし、「アカデミーヒルズ」や「ポリシーウオッチ」という怪しい組織を知っている人は

竹中平蔵と高橋洋一と「ポリシー・ウオッチ」。竹中平蔵や高橋洋一というと経済学専攻の大学教授だと考えるのが普通だろう。しかし、竹中平蔵も高橋洋一も「学者」でも「経済学者」でもない。要するに、まともな経済学の書籍も論文も持ち合わせていない。居…

高橋洋一と竹中平蔵と菅義偉。 この三人は、小泉政権下で、「構造改革なくして成長なし」というキャッチフレーズを掲げて、日本経済潰しの「小泉・竹中改革」に邁進したトリオである。竹中平蔵が、総務大臣に就任すると、菅義偉は「総務副大臣」に抜擢され、総務省の人脈と利権にくい込むキッカケとなった。言うまでもなく、竹中平蔵が、小泉純一郎(首相)に、自分にゴマスリを続ける子分=菅義偉を、推薦したからだ。この時、高橋洋一も、大蔵省(財務省)から引っこ抜かれて竹中平蔵の「子分」となる 菅義偉、竹中平蔵、高橋洋一の接点は、

高橋洋一と竹中平蔵と菅義偉。 この三人は、小泉政権下で、「構造改革なくして成長なし」というキャッチフレーズを掲げて、日本経済潰しの「小泉・竹中改革」に邁進したトリオである。竹中平蔵が、総務大臣に就任すると、菅義偉は「総務副大臣」に抜擢され、…

高橋洋一とネットウヨ政権。「小泉純一郎」「竹中平蔵」「高橋洋一」という「構造改革トリオ」(郵政民営化トリオ)が、日本経済をボロボロに解体した・・・。 「小泉純一郎」「竹中平蔵」「高橋洋一」という「構造改革トリオ」(郵政民営化トリオ)が、日本経済をボロボロに解体した・・・という歴史的現実を、直視出来ないどころか、それを賞賛・賛美する「ネットウヨ文化人」と「ネットウヨ民衆」・・・。高橋洋一の「内閣府参与/首切り」事件は、ようやく 、その一角が、切り崩されたということだ。次は誰か。もちろん、お前だよ。いずれに

高橋洋一とスガ=ネットウヨ政権。 「小泉純一郎」「竹中平蔵」「高橋洋一」という「構造改革トリオ」(郵政民営化トリオ)が、日本経済をボロボロに解体した・・・。「小泉純一郎」「竹中平蔵」「高橋洋一」という「構造改革トリオ」(郵政民営化トリオ)が、日…

山崎行太郎メルマガ(5/22)を送信しました。テーマは《 深田萌絵を断固支持する!》です。深田萌絵女史が、問題提起しているのは、主に「半導体問題」と「台湾問題」です。最近、日本の論壇やジャーナリズムに横行している「エセ保守」や「ネット右翼」の馬鹿どもの盲点をついています。昨日まで、我世の春を謳歌していた連中が、深田萌絵女史の批判で、化けの皮が剥がされて、オタオタしています。ダンマリを決め込んだ奴から逃げ出した奴等、虚しく反撃を試みるバカ・・・。小生は、浅学非才の田舎の老人ですが・・・。やるだけはやります。

山崎行太郎メルマガ(5/22)を送信しました。テーマは《 深田萌絵を断固支持する!》です。深田萌絵女史が、問題提起しているのは、主に「半導体問題」と「台湾問題」です。最近、日本の論壇やジャーナリズムに横行している「エセ保守」や「ネット右翼」の馬鹿…

■あらためて、最近の深田萌絵女史の言論活動を、断固、支持する。 詳細が分からないので 、軽々しいことは言えないが、最近の日本の「エセ保守業界」界隈の思想的貧困と思想的堕落を、次々と批判=告発し、粉砕し続ける深田萌絵女史の言論活動は、出色ものである。あらためて支持を表明し、深田萌絵女史の「エセ保守」系の政治家(安倍晋三、佐藤正久、長塚たかし 、

■あらためて、最近の深田萌絵女史の言論活動を、断固、支持する。 ーーーーーーーーーーーー 深田萌絵のYoutube動画 「高橋洋一批判」 https://youtu.be/DSClhvRL7hE ーーーーーーーーーーーー詳細が分からないので 、軽々しいことは言えないが、最近の日本…

■あらためて、最近の深田萌絵女史の言論活動を、断固、支持する。 詳細が分からないので 、軽々しいことは言えないが、最近の日本の「エセ保守業界」界隈の思想的貧困と思想的堕落を、次々と批判=告発し、粉砕し続ける深田萌絵女史の言論活動は、出色ものである。あらためて支持を表明し、深田萌絵女史の「エセ保守」系の政治家(安倍晋三、佐藤正久、長塚たかし

■あらためて、最近の深田萌絵女史の言論活動を、断固、支持する。ーーーーーーーーーーーー https://yamazakikoutarou.hatenadiary.com/*1 ーーーーーーーーーーーー詳細が分からないので 、軽々しいことは言えないが、最近の日本の「エセ保守業界」界隈の思…

■江藤淳と日比谷高校。 江藤淳の日比谷高校の同級生の多くが、「東大」に進学している。しかし、それらの東大進学組は、それぞれのジャンルで、それなりに「成功」しているのだろうが、江藤淳以上に、「大成功」(笑)している人がいるようには見えない。東大入試に成功し、東大に進学しさえすれば、東大卒業後も、「勝ち組」として、日本社会のエリートやリーダーになっているはずだ 、というのが受験勉強的価値観であり、日比谷高校的価値観であったはずだ。「東大入試に落ちて」、「慶応文学部」に進学した江藤淳は、明らかに「負け組」であ

■江藤淳と日比谷高校。江藤淳の日比谷高校の同級生の多くが、「東大」に進学している。しかし、それらの東大進学組は、それぞれのジャンルで、それなりに「成功」しているのだろうが、江藤淳以上に、「大成功」(笑)している人がいるようには見えない。東大…

■(続々)日比谷高校時代の江藤淳について。 日比谷高校時代の江藤淳は 、「生徒会」や「近代劇研究会」「校内大演奏会」「文芸同人誌」などで、活発に活躍する一方で、肺結核を発病して、三年生の時 、一年間、休学している。江藤淳の「自筆年譜」では、結核発病と休学という暗い話が中心になっているが、江藤淳は、病弱な高校生としておとなしくしていたわけではなかったようだ。と言うよりも、かなり華華しい活躍を見せ、学内では、有名人だったようだ。神奈川県の湘南高校(中学)から都立一中(日比谷高校)に転校して来た江藤淳少年は、

■(続々)日比谷高校時代の江藤淳について。日比谷高校時代の江藤淳は 、「生徒会」や「近代劇研究会」「校内大演奏会」「文芸同人誌」などで、活発に活躍する一方で、肺結核を発病して、三年生の時 、一年間、休学している。江藤淳の「自筆年譜」では、結核発…

■(続)日比谷高校時代の江藤淳について。(『江藤淳とその時代 5』のためのメモ) 漱石が、「東京帝国大学教授」を目前にして 、突然、「東京帝国大学講師」の職を去り、朝日新聞に入社した 、いわゆる「東京帝国大学辞職事件」は、江藤淳のデビュー作『夏目漱石』論は言うまでもなく、晩年の『 漱石とその時代 』でも、重要な意味を持っているが、実は、江藤淳自身にも同じような事件があったことはあまり知られていない。江藤淳は、当時、東大合格者が全国一だった日比谷高校の学生だったが 、東大進学を拒絶し、慶應義塾大学英文

■(続)日比谷高校時代の江藤淳について。(『江藤淳とその時代 5』のためのメモ)漱石が、「東京帝国大学教授」を目前にして 、突然、「東京帝国大学講師」の職を去り、朝日新聞に入社した 、いわゆる「東京帝国大学辞職事件」は、江藤淳のデビュー作『夏目漱石…

日比谷高校時代の江藤淳について。(『江藤淳とその時代 (5)』草稿) 柄谷行人が、江藤淳の「日比谷高校時代」について、「追悼文」で、面白いことを書いている。 《七0年代に、江藤淳を通して、彼を若い時から知っている人たちと知り合いになったが 、たとえば、日比谷高校で江藤淳と同級生だった小説家の故柏原兵三は、江藤淳が学生大会でストライキに反対して演説し、ストをつぶしたと語った。あの温厚な柏原兵三がかなり激しくその時の恨みを語ったので、驚いた記憶がある。(余談だが、彼は、江藤淳は抜群に優秀であったのに数字だけ

■日比谷高校時代の江藤淳について。(『江藤淳とその時代 (5)』草稿)柄谷行人が、江藤淳の「日比谷高校時代」について、「追悼文」で、面白いことを書いている。 《七0年代に、江藤淳を通して、彼を若い時から知っている人たちと知り合いになったが 、たとえ…

■日比谷高校時代の江藤淳の光と影。 江藤淳は、日比谷高校時代を振り返って、次のように書いている。 《 私のかよっていた学校は永田町にあって、東大合格者の数が全国一なので有名だったが、年に二、三人ずつ自殺者や自殺未遂者が出た。学校がつめこみ教育をするからというより、生徒のあいだに異様な緊張を強いる雰囲気があって、それに耐えられなくなった者がなにかのはずみに死ぬのである。/疎開先から中学三年の二学期に転入して来た私は、成績はあまり悪くなかったが、結局この学校になじめなかった。》(『日本と私』) 《

■日比谷高校時代の江藤淳の光と影。 江藤淳は、日比谷高校時代を振り返って、次のように書いている。 《 私のかよっていた学校は永田町にあって、東大合格者の数が全国一なので有名だったが、年に二、三人ずつ自殺者や自殺未遂者が出た。学校がつめこみ教育…

■(続々々)日比谷高校時代の江藤淳について。 日比谷高校時代の江藤淳は 、「生徒会」や「近代劇研究会」「校内大演奏会」「文芸同人誌」などで、活発に活躍する一方で、肺結核を発病して、三年生の時 、一年間、休学している。江藤淳の「自筆年譜」では、結核発病と休学という暗い話が中心になっているが、江藤淳は、病弱な高校生としておとなしくしていたわけではなかったようだ。と言うよりも、かなり華華しい活躍を見せ、学内では、有名人だったようだ。神奈川県の湘南高校(中学)から都立一中(日比谷高校)に転校して来た江藤淳少年は

■(続々々)日比谷高校時代の江藤淳について。 日比谷高校時代の江藤淳は 、「生徒会」や「近代劇研究会」「校内大演奏会」「文芸同人誌」などで、活発に活躍する一方で、肺結核を発病して、三年生の時 、一年間、休学している。江藤淳の「自筆年譜」では、結…

■(続)日比谷高校時代の江藤淳について。(『江藤淳とその時代 5』のためのメモ) 漱石が、「東京帝国大学教授」を目前にして 、突然、「東京帝国大学講師」の職を去り、朝日新聞に入社した 、いわゆる「東京帝国大学辞職事件」は、江藤淳のデビュー作『夏目漱石』論は言うまでもなく、晩年の『 漱石とその時代 』でも、重要な意味を持っているが、実は、江藤淳自身にも同じような事件があったことはあまり知られていない。江藤淳は、当時、東大合格者が全国一だった日比谷高校の学生だったが 、東大進学を拒絶し、慶應義塾大学英文

■(続)日比谷高校時代の江藤淳について。(『江藤淳とその時代 5』のためのメモ)漱石が、「東京帝国大学教授」を目前にして 、突然、「東京帝国大学講師」の職を去り、朝日新聞に入社した 、いわゆる「東京帝国大学辞職事件」は、江藤淳のデビュー作『夏目漱石…

■日比谷高校時代の江藤淳について。(『江藤淳とその時代 (5)』) 作家の坂上弘は、日比谷高校時代の江藤淳の後輩になる。江藤淳が三年の時 坂上弘は一年生だったらしい。坂上弘も、学生大会での江藤淳のこと覚えているという。 《 》

■日比谷高校時代の江藤淳について。(『江藤淳とその時代 (5)』草稿)作家の坂上弘は、日比谷高校時代の江藤淳の後輩になる。江藤淳が三年の時 坂上弘は一年生だったらしい。坂上弘も、学生大会での江藤淳のこと覚えているという。 《 が、私たち後輩をもっと…

■『江藤淳とその時代 (5)~江藤淳の日比谷高校時代について~』以下は、『月刊日本』連載中の『江藤淳とその時代 』の5 回目(7月号掲載)の原稿の下書きです。 ーーーーーーーーーーーー 江藤淳は、神奈川県の進学校=湘南高校から東京の日比谷高校と言うよりは、当時、東大合格者が全国一のトップ高だった日比谷高校へ転校する。私は、つい最近まで、江藤淳は日比谷高校の「落ちこぼれ」だと思っていた。「東大に落ちて~」「慶応に進学した~」と 、江藤淳の自筆年譜から、そう判断していた。私だけではなく、多くの人がそう判断し

■『江藤淳とその時代 (5)~江藤淳の日比谷高校時代について~』以下は、『月刊日本』連載中の『江藤淳とその時代 』の5 回目(7月号掲載)の原稿の下書きです。 ーーーーーーーーーーーー江藤淳は、神奈川県の進学校=湘南高校から東京の日比谷高校と言うよりは…

■深田萌絵女史の「現在(「Youtube動画」)」などについて。 深田萌絵女史の「Youtube動画」が、次々と警告=削除され、最終的には、スリーカウントで、登録が抹消され、「Youtube動画」そのものが消滅されれそうな状況になりつつあるようですが、今、どーなっているのでしょうか。深田萌絵が、佐藤正久、青山繁晴、長尾たかし・・・各議員等を、口先で、「保守」だの「愛国心」だの「愛国者」だの、と言いながら、実態は金が欲しいだけの「売国奴」でしかなかった、と批判したために、その中の誰かが、深田萌絵女史を「

■深田萌絵女史の「現在(「Youtube動画」)」などについて。深田萌絵女史の「Youtube動画」が、次々と警告=削除され、最終的には、スリーカウントで、登録が抹消され、「Youtube動画」そのものが消滅されれそうな状況になりつつあるようですが、今、どーなって…

『 漱石とその時代 』(4)~江藤淳と吉本隆明~ 江藤淳と吉本隆明の話を続ける。江藤淳と吉本隆明の間には、「共通性」があると私は書いたが、実は、私が、最も関心を持つのは、「大学」や「学問」に関する共通性の部分である。江藤淳も吉本隆明もともに、大学や学問に強烈な違和感や敵愾心を持ちながら 、批評活動や思想活動をおこなった文学者だった。吉本隆明が、生涯、「大学教授」というものになることを拒絶し、「自立」という言葉を力説=強調して 、大学や学問というものを批判し続けたことは、よく知られているが、実は

『 漱石とその時代 』(4)~江藤淳と吉本隆明~ 江藤淳と吉本隆明の話を続ける。江藤淳と吉本隆明の間には、「共通性」があると私は書いたが、実は、私が、最も関心を持つのは、「大学」や「学問」に関する共通性の部分である。江藤淳も吉本隆明もともに、大…

■深田萌絵と金美齢と共謀罪。 深田萌絵女史が、「刑事告訴」されているようですが、その内容がおぼろげながら、分かってきたようです。深田萌絵女史に、その仮面を剥ぎ取られた「エセ保守系政治家」(佐藤正久、青山繁晴 、長尾たかし〜)や「エセ保守系文化人」(百田尚樹、金美齢〜)等が、深田萌絵女史を黙らせる目的で、共謀罪という道具を使って、「刑事告訴」したもののようです。要するに口封じ、つまりスラップ訴訟です。深田萌絵女史によると、中心的な役割を果たしているのは、「台湾独立運動」をネタに、日本の保守論壇のボスに上り

■深田萌絵と金美齢と共謀罪。深田萌絵女史が、「刑事告訴」されているようですが、その内容がおぼろげながら、分かってきたようです。深田萌絵女史に、その仮面を剥ぎ取られた「エセ保守系政治家」(佐藤正久、青山繁晴 、長尾たかし〜)や「エセ保守系文化人…

■続『江藤淳とその時代 』(4) 以下は、『月刊日本』連載中の『江藤淳とその時代 』の4回目の原稿の下書きです。 ーーーーーーーーーーーー 漱石は、『 入社の弁』で、続けて、こういうことも書いている。ここには「大学」への嫌悪と批判と超絶が、露骨に表現されている。 《 新聞屋が商売ならば、大学屋も商売である。商売でなければ、教授や博士になりたがる必要はなからう。月俸を上げてもらふ必要はなからう。勅任官になる必要はなからう。新聞が商売であるが如く大学も商売である。新聞が下卑た商売であれば大学も下卑た商売で

■続『江藤淳とその時代 』(4) 以下は、『月刊日本』連載中の『江藤淳とその時代 』の4回目の原稿の下書きです。 ーーーーーーーーーーーー漱石は、『 入社の弁』で、続けて、こういうことも書いている。ここには「大学」への嫌悪と批判と超絶が、露骨に表現…

■ 深田萌絵女史の『 戦争宣言』(冒頭声明)~を読む。 https://youtu.be/92Ml62Db3RA 真相は謎ですが、深田萌絵自身が語るところでは、刑事告訴されたと言うことです。深田萌絵女史を、ここまで、追い詰めているものは何か。だらしない日本の男どもではないのか。日本の「自称・保守」ではないのか。「虎ノ門ニュース」や「文化人放送局」「チャンネル桜」「松田チャンネル」「高橋洋一チャンネル」その他・・・https://youtu.be/wqHK-hhBKhEさっさと死ね」と、小林秀雄が、

深田萌絵女史の『 戦争宣言』(冒頭声明)~を読む。 https://youtu.be/92Ml62Db3RA真相は謎ですが、深田萌絵自身が語るところでは、刑事告訴されたと言うことです。深田萌絵女史を、ここまで、追い詰めているものは何か。だらしない日本の男どもではないのか…

■坪内隆彦氏が編集長をつとめる保守・右翼系の本格的思想雑誌『維新と興亜』最新号(6号)が届きました。私の連載『藤田東湖と西郷南洲』も三回目です。藤田東湖の『 弘道館記述義』を中心に書いています。是非、御一読ください。目の前の政治情勢論や国際政治学だけでは、保守・右翼思想は「堕落」「解体」「消滅」していくだけです。「情勢論」ではなく、「原理論」(古典や原書の研究)や「存在論」(思想や学問に命を賭ける)が必要です。もちろん、「情勢論」なき「原理論」も「存在論」も、空虚な学問や思想に陥るほかはない。私は、「情勢

■坪内隆彦氏が編集長をつとめる保守・右翼系の本格的思想雑誌『維新と興亜』最新号(6号)が届きました。私の連載『藤田東湖と西郷南洲』も三回目です。藤田東湖の『 弘道館記述義』を中心に書いています。是非、御一読ください。目の前の政治情勢論や国際政治…

■台湾ロビー=金美齢の正体(4) 金子宗徳氏という読者(実は面識あり!)からのコメントで、金美齢の長女がテレビ局(TBS)の部長をしているということを知った。何処の、誰の、馬鹿息子や馬鹿娘が、何処の大会社に就職し、どんなに出世していようと、私は関心も興味もない。勝手に出世してくれ、この俗物どもよ 、とでも言うだけだ。しかし、金美齢の長女がTBS部長という情報には、ちょっと驚いた。金美齢の日頃の言動と辻褄が合うというか、合わないというか。早速、調べてみたら、どうも、本当のようだ。しかも、その長女の夫になる

■台湾ロビー=金美齢の正体(4)金子宗徳氏という読者(実は面識あり!)からのコメントで、金美齢の長女がテレビ局(TBS)の部長をしているということを知った。何処の、誰の、馬鹿息子や馬鹿娘が、何処の大会社に就職し、どんなに出世していようと、私は関心も興…