山崎行太郎公式ブログ『 毒蛇山荘日記』

哲学者=文芸評論家=山崎行太郎(yamazakikoutarou)の公式ブログです。山崎行太郎 ●哲学者、文藝評論家。●慶應義塾大学哲学科卒、同大学院修了。●東工大、埼玉大学教員を経て現職。●「三田文学」に発表した『小林秀雄とベルグソン』でデビューし、先輩批評家の江藤淳や柄谷行人に認めらlれ、文壇や論壇へ進出。●著書『 小林秀雄とベルグソン』『 小説三島由紀夫事件』『 保守論壇亡国論』『ネット右翼亡国論 』・・・●(緊急連絡) 070-9033-1268。 yama31517@yahoo.co.jp

2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

パンデミック( コロナ禍)大流行の中のオリンピック開催に反対した人は少なくない。しかし、日本政府は、オリンピック開催を強行した。それはそれでいい。

パンデミック( コロナ禍)大流行の中のオリンピック開催に反対した人は少なくない。しかし、日本政府は、オリンピック開催を強行した。それはそれでいい。

久しぶりに、メルマガ「山崎行太郎の毒蛇通信」を配信しました。 《 竹中平蔵とオリンピックと「ネット右翼世代」》 https://www.mag2.com/m/0001151310.html https://www.mag2.com/m/0001151310.html

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■商業文芸誌の書き手の中心は、何故 、文藝評論家から「ライター」にとって代わられたのか。 いつの頃だろうか、多くの有能な文芸評論家たちが、商業主義文芸誌から消えた。文芸誌は、商業主義を追求するあまり、文学の原点を忘れ 、「売り上げ」が文学の基準になり、結果的に文学は、商業主義を追求するあまり、商業的にも衰退し、文学自体も社会的に地盤沈下し、存在意義を失っていった。つまり、文学の重要な存在根拠だった「文芸評論家」が、文芸誌や文壇から排除され 、追放されることによって、文学は衰退していったと言っていい。何故

■商業文芸誌の書き手の中心は、何故 、文藝評論家から「ライター」にとって代わられたのか。いつの頃だろうか、多くの有能な文芸評論家たちが、商業主義文芸誌から消えた。文芸誌は、商業主義を追求するあまり、文学の原点を忘れ 、「売り上げ」が文学の基準…

竹中平蔵とオリンピックとネット右翼世代。 竹中平蔵が、経済三団体の代表が揃ってオリンピック開会式に欠席するという情報で、本性を露わにして、怒りまくっているようだが、何故、竹中が、オリンピックの開会式不参加ごときに、それほど興奮するのか。不思議だったが、納得がいった。オリンピックに邁進するスガポンコツ首相を影で操っているのが竹中平蔵と竹中一派だったということだろう。オリンピック強行の裏には、政財界の「フィクサー=竹中平蔵」がいたというわけか。なるほど。そうだったのか。そういえば、成田空港の検疫所あたりには

■竹中平蔵とオリンピックとネット右翼世代。 竹中平蔵が、経済三団体の代表が揃ってオリンピック開会式に欠席するという情報で、本性を露わにして、怒りまくっているようだが、何故、竹中が、オリンピックの開会式不参加ごときに、それほど興奮するのか。不…

■(続)■商業誌としての文芸雑誌は滅びよ。全ての文芸雑誌が滅びた後に、文学は蘇るはずだ。ーー文芸雑誌撲滅論。 「新潮45事件」とも言うべき「LGBT騒動」における新潮社の編集者たちや、新潮社と関係あるらしい作家、評論家たちの「LGBT騒動」に関する言動と思想を見ていると、文学精神の退廃と衰退、没落は、行くところまでいくほかはないだろうと思う。彼らの思想と行動は、社会的には間違ってはいないだろうが、文学的には、その意味も価値もほぼゼロというより、マイナスと呼ぶしかない、と私は思った。新潮社の編集者たちの言

■(続)■商業誌としての文芸雑誌は滅びよ。全ての文芸雑誌が滅びた後に、文学は蘇るはずだ。ーー文芸雑誌撲滅論。「新潮45事件」とも言うべき「LGBT騒動」における新潮社の編集者たちや、新潮社と関係あるらしい作家、評論家たちの「LGBT騒動」に関する言動と…

村井宮城県知事の「大英断」(有観客)をあざ嗤う。村井は、典型的なネットウヨ。ネットウヨが、総理大臣や県知事をつとめる斜陽国家=ジャパンの現在(笑)。ネットウヨ大学教授・岸博幸が、天才バガボン高橋洋一にかわって、内閣府参与(?)に就任とか。みんな、竹中一派だよねー。それにしても、水道民営化も、宮城県だったねー。ネットウヨのエセ文化人・門田隆将あたりは、ヨダレを垂らしながら、手を叩いて拍手喝采するだろうねw。私は 、コロナにもワクチンにも、オリピッグにも 、まったく興味ないが~。どうでもいい話だが、おもしろ

村井宮城県知事の「大英断」(有観客)をあざ嗤う。村井は、典型的なネットウヨ。ネットウヨが、総理大臣や県知事をつとめる斜陽国家=ジャパンの現在(笑)。ネットウヨ大学教授・岸博幸が、天才バガボン高橋洋一にかわって、内閣府参与(?)に就任とか。みんな…

■薩摩藩と水戸藩と日下部伊三次( 『 藤田東湖と西郷南洲』 余録) 桜田門外の変で、井伊直弼暗殺に成功しながら、現場近くで彦根藩の武士に切られて負傷し、逃亡を断念、その場で自決した有村次左衛門は、前夜、日下部伊三次の娘=マツ( 松子)と婚姻の儀式を行っていた。日下部伊三次とは何者か。西郷南洲も、日下部伊三次を人間として高く評価していた。日下部伊三次は「水戸藩士」だったが、島津斉彬の懇願で、「薩摩藩士」となっている。実は、ここには、不思議な歴史的背景があった。日下部家は、元々、薩摩藩の武士であったが、薩

■薩摩藩と水戸藩と日下部伊三次( 『 藤田東湖と西郷南洲』 余録)桜田門外の変で、井伊直弼暗殺に成功しながら、現場近くで彦根藩の武士に切られて負傷し、逃亡を断念、その場で自決した有村次左衛門は、前夜、日下部伊三次の娘=マツ( 松子)と婚姻の儀式を行…

■商業誌としての文芸雑誌は滅びよ。全ての文芸雑誌が滅びた後に、文学は蘇るはずだ。ーー文芸雑誌撲滅論。 珍しく、ある文芸雑誌から20枚程度の原稿を依頼されたので、今、私は、文学や文芸雑誌というものに、昔ほど、関心や興味があるわけではないが、そうかと言って、まったくないわけでもないので、思いつくままに、文学や文芸雑誌に関する「個人的な感想」を書いてみることにする。「ある文芸雑誌」と言っても、いわゆる大手出版社の出している「文学界」や「新潮」などのような有名な文芸雑誌ではない。また「早稲田文学」や「三田文学」

■商業誌としての文芸雑誌は滅びよ。全ての文芸雑誌が滅びた後に、文学は蘇るはずだ。ーー文芸雑誌撲滅論。 珍しく、ある文芸雑誌から20枚程度の原稿を依頼されたので、今、私は、文学や文芸雑誌というものに、昔ほど、関心や興味があるわけではないが、そう…

■『月刊日本』連載中の『江藤淳とその時代』(6)に向けて〜。その原稿の下書き的メモです。 『江藤淳とその時代』(5)を、先日、どうにか書き終えました。「江藤淳の原点=十条時代」というテーマでしたが、枚数の限界もあり、書き足りなかったので、もう少し書き加えようと思います。江藤淳は、北区十条仲原3丁目1番地での生活を「穢土」と呼んでいます。この「穢土」という言葉には驚きますが、江藤淳が、この時代を、あるいはこの街を、どう見ていたか、どう感じていたか、あるいは、江藤淳自身の文学や学問にとって、どのように重要な

■『月刊日本』連載中の『江藤淳とその時代』(6)に向けて〜。その原稿の下書き的メモです。『江藤淳とその時代』(5)を、先日、どうにか書き終えました。「江藤淳の原点=十条時代」というテーマでしたが、枚数の限界もあり、書き足りなかったので、もう少し書…

■『江藤淳とその時代 』( 『月刊日本』連載原稿の下書きです。) 江藤淳は、華々しい活躍の足跡を残した日比谷高校時代について、ほとんど書き残していない。その代わり、ほぼ同時代のことであるが、北区十条時代の病苦と貧乏の「惨めな私生活」については、かなり詳しく書き残している。日比谷高校時代が「表の顔」だとすれば、北区十条仲原時代の「私生活」は「裏の顔」にあたるだろう。江藤淳を読んだことのある人なら、「自慢話」の好きな江藤淳は、日比谷高校時代の数々のエピソードを、これでもかこれでもかと、書き残していると思うか

■『江藤淳とその時代 』( 『月刊日本』連載原稿の下書きです。)江藤淳は、華々しい活躍の足跡を残した日比谷高校時代について、ほとんど書き残していない。その代わり、ほぼ同時代のことであるが、北区十条時代の病苦と貧乏の「惨めな私生活」については、か…