■別に興味ないけど、大谷翔平の結婚相手らしい姿が、右側の建物の影に写っている。早稲田出身の元バスケット・ボール選手の田中真美子さん?
そういえば、私が、小学校の頃、当時、全国津々浦々の野球少年たちのアイドルだった長嶋茂雄が、婚約発表したことがあった。私も、柄にもなく興奮したことを 、かすかに覚えている。長嶋茂雄こそ、私が、初めて見た《 天才》だったのだ。それ以後、私は、ジャンルはちがうが、各分野の《 天才 》を追い求めて来たような気がする。美空ひばりや石原裕次郎。小林秀雄やサルトル。ドストエフスキーやニーチェ。J・F・ケネディが、アメリカ南部ダラスで、銃撃されたのは高校入学直後だったような気がする。私が、《 本というもの》を初めて自腹で買ったのは、ケネディの本だった。政治家にも《天才 》がいるのか 、と驚いた ものだ。その後、高校時代に大江健三郎という《 天才 》に出会ったことが、私の運命を決めた。それから今日まで 、私は、《 本 》と共に、生きてきた 。私は、《 本 》の中の天才は好きだし、尊敬・畏怖しているが、天才気取りのニセモノは嫌いだ。私は、長嶋茂雄と大谷翔平は違うと思っている。私は、大谷翔平自身は自覚出来ていないと思うが、出稼ぎ労働者的な《 植民地主義 》が嫌いである。大谷翔平は《 秀才 》かもしれないが、《 天才 》ではない。何故、結婚相手を公表しないのか。何を計算しているのか。むろん公表するも、しないも自由である。しかし、私はその《計算》に潜む自己欺瞞が嫌いなのだ。私の考えでは、《 天才》に我欲や自由意志などない。長嶋茂雄を見よ。天才は常に《 無私 》(小林秀雄)である。長嶋茂雄を見よ、王貞治やイチローではない。むろん、以上は、なんの根拠もない、私の単なる独断と偏見にすぎない。