山崎行太郎公式ブログ『 毒蛇山荘日記』

哲学者=文芸評論家=山崎行太郎(yamazakikoutarou)の公式ブログです。山崎行太郎 ●哲学者、文藝評論家。●慶應義塾大学哲学科卒、同大学院修了。●東工大、埼玉大学教員を経て現職。●「三田文学」に発表した『小林秀雄とベルグソン』でデビューし、先輩批評家の江藤淳や柄谷行人に認めらlれ、文壇や論壇へ進出。●著書『 小林秀雄とベルグソン』『 小説三島由紀夫事件』『 保守論壇亡国論』『ネット右翼亡国論 』・・・●(緊急連絡) 070-9033-1268。 yama31517@yahoo.co.jp

2021-08-20から1日間の記事一覧

マララとタリバン。 私は、マララ・ユスフザイとかいうパキスタン出身の女性人権活動家で「ノーベル賞」受賞者のことが、昔から嫌いである。話題にもしたくない。オックスフォード大学に入学したとか、オックスフォード大学を卒業したとかいう話もしたくない。私にとっては、ジャリタレの「芸能ニュース」以下でしかない。ところが、イスラム教原理主義の過激派=タリバンがアフガニスタンの政権をいうニュースが流れると同時に、またまた登場してきて、欧米民主主義イデオロギーの走狗として、言い換えれば、「植民地主義者」(?)の顔丸出しの

マララとタリバン。私は、マララ・ユスフザイとかいうパキスタン出身の女性人権活動家で「ノーベル賞」受賞者のことが、昔から嫌いである。話題にもしたくない。オックスフォード大学に入学したとか、オックスフォード大学を卒業したとかいう話もしたくない…

■アフガン政府軍は、なぜ、弱かったのか。 アフガニスタン政府軍の実態は、米国政府が作った寄せ集めの「ニワカ軍隊」だった。カネさえ手に入れれば、後は用なし。いつでも逃げる用意ができていた。言い換えると、「思想」のない軍隊だった。一方、「イスラム原理主義」という強固な思想に依拠するタリバンは、20年前、米軍に、一度は政権を追われたとはいえ、しぶとく米軍への抵抗を続けたあげく、20年後の今、政権を再奪取することに成功した。

■アフガン政府軍は、なぜ、弱かったのか。アフガニスタン政府軍の実態は、米国政府が作った寄せ集めの「ニワカ軍隊」だった。カネさえ手に入れれば、後は用なし。いつでも逃げる用意ができていた。言い換えると、「思想」のない軍隊だった。一方、「イスラム…

■タリバン革命を支持する。私は 、自分は「保守反動」だと思っていたが 、「革命」や「破壊」「解体」が好きなのだということが、最近、わかってきた。 タリバンがアフガニスタン全土を支配下においたことが、わかって、拍手喝采をしている自分がいることに驚いた。私は、革命が好きなのだ、と。私は、小林秀雄や三島由紀夫や江藤淳が好きだが、よく考えみると、彼らの思考は「保守」ではない。明らかに、かれらの思考は「永久革命者」のそれである。彼らは、何も創造しない、、何も努力しない、いわゆる、やる気のない現状維持的な「保守」で

■タリバン革命を支持する。私は 、自分は「保守反動」だと思っていたが 、「革命」や「破壊」「解体」が好きなのだということが、最近、わかってきた。タリバンがアフガニスタン全土を支配下においたことが、わかって、拍手喝采をしている自分がいることに驚…