山崎行太郎公式ブログ『 毒蛇山荘日記』

哲学者=文芸評論家=山崎行太郎(yamazakikoutarou)の公式ブログです。山崎行太郎 ●哲学者、文藝評論家。●慶應義塾大学哲学科卒、同大学院修了。●東工大、埼玉大学教員を経て現職。●「三田文学」に発表した『小林秀雄とベルグソン』でデビューし、先輩批評家の江藤淳や柄谷行人に認めらlれ、文壇や論壇へ進出。●著書『 小林秀雄とベルグソン』『 小説三島由紀夫事件』『 保守論壇亡国論』『ネット右翼亡国論 』・・・●(緊急連絡) 070-9033-1268。 yama31517@yahoo.co.jp

2023-05-06から1日間の記事一覧

■江藤淳『 マクリーンの手紙』を読む。 江藤淳に『 マクリーンの手紙』という短いエッセイがある。プリンストン大学で、「 日本文学史」を講義していた時の受講生で、いわゆる《教え子 》だったというビル・マクリーンからの手紙にまつわるエッセイであるが、このエッセイが、《大学教師》としての江藤淳を正確に、且つ生き生きと表現しているように思われる。上野千鶴子などは、江藤淳は、アメリカ留学時代、冷たい待遇を受けて、傷つき、それを契機に《 保守化 》し、《 反米主義 》になった・・・という主張のようだが、私は、その

■江藤淳『 マクリーンの手紙』を読む。江藤淳に『 マクリーンの手紙』という短いエッセイがある。プリンストン大学で、「 日本文学史」を講義していた時の受講生で、いわゆる《教え子 》だったというビル・マクリーンからの手紙にまつわるエッセイであるが、こ…

■江藤淳『 マクリーンの手紙』を読む。 江藤淳に『 マクリーンの手紙』という短いエッセイがある。プリンストン大学で、「 日本文学史」を講義していた時の受講生で、いわゆる《教え子 》だったというビル・マクリーンからの手紙にまつわるエッセイであるが、このエッセイが、《大学教師》としての江藤淳を正確に、且つ生き生きと表現しているように思われる。上野千鶴子などは、江藤淳は、アメリカ留学時代、冷たい待遇を受けて、傷つき、それを契機に《 保守化 》し、《 反米主義 》になった・・・という主張のようだが、私は、その

■江藤淳『 マクリーンの手紙』を読む。江藤淳に『 マクリーンの手紙』という短いエッセイがある。プリンストン大学で、「 日本文学史」を講義していた時の受講生で、いわゆる《教え子 》だったというビル・マクリーンからの手紙にまつわるエッセイであるが、こ…