■余は、何故 、「深田萌絵信者」になりし乎。
私には 、作家や評論家 、文化人、政治家、学者、ジャーナリスト、そして一般庶民に至るまで、その人物を評価する時の基準がある。それは、「専門性」という思想的レベルの基準である。何事であれ、誰にも負けないような「専門性」を持っていない人物を、私は評価しない。もちろん 、「専門性」を持っている馬鹿もたまにはいる。そういう「専門馬鹿」は例外である。私は、現代日本の文化人、政治家、ジャーナリスト、学者・・・を、まったく評価しない。まったく「専門性」が欠如しているからだ。「永遠のドシロート」。知ったかぶりが、私は嫌いだ。百害あって一利なし、だ。それが、現代日本の思想的・文化的状況だ。
私が評価するのは、小林秀雄や三島由紀夫、江藤淳、吉本隆明、柄谷行人、廣松渉、小沢一郎 、志位和夫・・・などである。思想的 、イデオロギー的には、多種多様。しかし、それぞれ
他人の追随を許さない専門的業績を持っている。私は、思想やイデオロギーで人を評価しない。語るに値する「専門性」があるかどうかだ。私は、学生時代は、「保守反動」を自称していたが、あまり保守系や右翼系の人間(学生 も教員も) が好きではなかった。彼等は 、本も読まず、勉強もしていなかった。もちろん、専門的業績も残していない。左翼系の学生の方が本も読み 、勉強もしていた。だから、私は、政治思想的には対局にありながらも、左翼系の学生や文化人が好きだった。今 、政治家で評価するのは 、立憲民主党所属の小沢一郎と共産党の志位和夫委員長だけである。小沢一郎と共志位和夫は、明らかに、自民党議員らより勉強しているし 、話も深く、面白い。
話がそれた。「深田萌絵」の話に戻る。私は、今年 、「Youtube動画」で深田萌絵という「itビジネスコンサルタント」を知った。すぐに、「深田萌絵信者」になった。「半導体論」や「台湾論」を聞いているうちに 、深田萌絵の話に夢中になった。深田萌絵には、専門的業績がある。私は 、半導体にも台湾にも、それほど興味がない。にもかかわらず 、深田萌絵の半導体論と台湾論は信用できると即断した。専門的な、微に入り細を穿つような半導体論と台湾論を武器に、政治や経済、そして様々な思想問題や国際問題を追求していく深田萌絵の柔軟で、且つ、過激な思考力と論争力に魅了されていった。深田萌絵には、何ものをも恐れない闘争心と論争力がある。私は、現代日本人の闘争心なるものは 、全て 、飼い慣らされた奴隷の闘争心でしかない、と思う。深田萌絵の闘争心は 、そういう 口先だけの 、奴隷根性の染み付いた負け犬の闘争心ではない。深田萌絵の毒牙( 論争力)に掛かった男たち(笑)。佐藤正久 、長尾たかし、金美齢、藤井厳喜・・・。金美齢は女だが(笑)
今、現在、深田萌絵は 、「維新」の橋下徹と足立康史に噛み付いている。橋下と足立が、深田萌絵を甘く見くびって 、チョッカイを出してきたからだ。そこで 、待ってましたとばかりに、「返り討ち」を浴びせたというわけである。橋下と足立は 、「維新」の実体まで暴露されて、分が悪いと思ったのか、早々と尻尾を巻いて 、逃げ出したらしい。
論争から一目散に逃げる男たち( 政治家たち)と 、それを執拗に追撃する女。(笑)