山崎行太郎公式ブログ『 毒蛇山荘日記(続)』

哲学者=文芸評論家=山崎行太郎(yamazakikoutarou)の公式ブログです。山崎行太郎 ●哲学者、文藝評論家。●慶應義塾大学哲学科卒、同大学院修了。●東工大、埼玉大学教員を経て現職。●「三田文学」に発表した『小林秀雄とベルグソン』でデビューし、先輩批評家の江藤淳や柄谷行人に認めらlれ、文壇や論壇へ進出。●著書『 小林秀雄とベルグソン』『 小説三島由紀夫事件』『 保守論壇亡国論』『ネット右翼亡国論 』・・・●(緊急連絡) yamazakikoutarou4669@gmail.com

高橋洋一,原英史共著『ハジノミクス 』を読む。日本国民大衆による「竹中平蔵バッシング」が日本を救う。(2)


高橋洋一,原英史共著『ハジノミクス 』を読む。日本国民大衆による「竹中平蔵バッシング」が日本を救う。(2)

政権を倒すには「支持率下落」「支持率急落」が、もっとも有効のように見える。スガ政権の弱体化と無能化が、様々な文化人、有識者、大学教授、ジャーナリストたちの高級な「スガ批判」によってではなく 、日本国民大衆による素朴な「支持率急落」によってもたらされたことは間違いない。「支持率急落」を知るや、国民大衆の顔色を伺いながら、次々と政策変更まで行うスガ・・・。スガの頭の中には、単純な未来設計図が描かれている。デジタル庁だの、省庁の壁を撃ち破るだのと・・・。しかし、すべて誰かの口真似、誰かの受け売り、パクリ。一つの歯車が狂い出すと、歯止めが効かなくなる。やることなすことがチグハグ、デタラメ。自分の頭で考えたことは一つもないからだ。
同じことが、竹中平蔵にも言えるだろう。今や、「竹中平蔵批判」と「竹中平蔵バッシング」は、日本国民大衆の「常識」になりつつある。「竹中平蔵批判」と「竹中平蔵バッシング」のあまりの過激化を受けて、竹中平蔵本人やその周辺の人物達が、反撃に出てきたように見える。
「批判そのもの」や「バッシングそのもの」が悪い 、「我々は、『 既得権益の打破』『岩盤規制の打破 』など、いわゆる『構造改革 』を、日本や日本国民のために頑張っているのに・・・」と。
そして、そいいう泣き落としが無効だと分かると、今度は、「日本国民が悪い」「日本国民大衆よ、黙れ」「俺たちの言う通りにしろ、さもなくば、逮捕し刑罰を加えるぞ」・・・と。
こういう言葉が出てくるようになると、いわゆる「革命前夜」状態ということになるが・・・。私は、ルーマニア元大統領チャウシェスクが 、熱狂的な支持者たちを前に演説しているつもりだったが、怒り狂った支持者ならぬ民衆から罵声を浴びていることに気付き、バルコニーで狼狽えていた事件を思い出す。チャウシェスクは、その後、民衆の手で、裏庭に引きづり出され、即決裁判で死刑を宣告され、その場で「銃殺」された。
今、竹中平蔵や竹中一派は、あるいはスガとその周辺は、バルコニーで狼狽えているチャウシェスクと同じ心境かもしれない。日本国民大衆の罵声と悪罵雑言を前にして、「えっ、何故。何故、私が批判されるの?」というわけだ。
昨日、駅前の本屋さんで見つけたクズ本『 スガノミクス』を、今日、再び駅前の本屋さんに行き、参考資料(笑)のために、無駄だとは思ったが、仕方なく買ってきた。これは、間違いなく、竹中一派が、天下に恥を晒す本だ。そもそも『スガノミクス 』なんてタイトルからして恥ずかしいシロモノだ。パクリのパクリ。「レーガノミクス」をパクったのが「アベノマスク」(笑)、それをパクったの「スガノミクス」。
ところで、高橋洋一と原英史の共著『スガノミクス 』は、勇ましく、「スガ総理誕生」を 、諸手を挙げて大歓迎し、「さー、これからやるぞー」とぶち上げた本で、本の刊行日が、スガの支持率が「30%」に急落し、スガ政権崩壊が既成事実になりつつ「一月15日」だと言うのだから、笑わせる。昔、詳細は忘れたが、「端の上塗りコーナー」というテレビ番組があったが、まさしくこの本は、「恥の上塗りコーナー」に陳列すべき「クズ本」である。タイトルも、分かりやすく、『 ハジノミクス』とでも変えた方がいいだろう。「私たちは、こうして大恥をかきました」・・・。






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