山崎行太郎公式ブログ『 毒蛇山荘日記』

哲学者=文芸評論家=山崎行太郎(yamazakikoutarou)の公式ブログです。山崎行太郎 ●哲学者、文藝評論家。●慶應義塾大学哲学科卒、同大学院修了。●東工大、埼玉大学教員を経て現職。●「三田文学」に発表した『小林秀雄とベルグソン』でデビューし、先輩批評家の江藤淳や柄谷行人に認めらlれ、文壇や論壇へ進出。●著書『 小林秀雄とベルグソン』『 小説三島由紀夫事件』『 保守論壇亡国論』『ネット右翼亡国論 』・・・●(緊急連絡) 070-9033-1268。 yama31517@yahoo.co.jp

2021-03-08から1日間の記事一覧

■昨日(3.7、日曜日)、【山崎行太郎】【内山卓也】【森哲子】の「ZOOM」によるYoutube動画『反=論壇時評』を収録、配信しました。テーマは、『 総務省スキャンダルと竹中平蔵とスガ総理』・・・。 ■総務省は、小泉政権における「郵政民営化」以来、「竹中一派」(竹中平蔵、菅義偉、高橋洋一、岸博幸・・・)の利権と人脈の巣窟である。現代日本の政権中枢にくい込み、内部から「日本潰し(日本後進国化)」を目論む「スガ政権(竹中一派)」の陰謀を排除するには 、総務省解体=再構築しかない。 ■今こそ、「郵政民営化

■昨日(3.7、日曜日)、【山崎行太郎】【内山卓也】【森哲子】の「ZOOM」によるYoutube動画『反=論壇時評』を収録、配信しました。テーマは、『 総務省スキャンダルと竹中平蔵とスガ総理』・・・。 ■総務省は、小泉政権における「郵政民営化」以来、「竹中一派…

「存在論としての漱石論」(5) 夏目漱石は、「維新の志士」たちのように、命懸けで 文学をやりたいと言っている。それは「英文学としての文学」ではない。漱石は、「英文学者」になろうとしてなれなかった人である。何故、なれなかったのか。漱石に、学者としての能力がなかったから、なれなかったのか。無論、そうではない。では、何故 、なれなかったのか。漱石の有名な言葉に、「英文学に欺かれたるが如き不安の念」というのがある。これは、東京帝国大学の講義ノート『 文学論』の中の言葉である。漱石は、東京帝国大学講師を辞めて、作

「存在論としての漱石論」(5) 夏目漱石は、「維新の志士」たちのように、命懸けで 文学をやりたいと言っている。それは「英文学としての文学」ではない。漱石は、「英文学者」になろうとしてなれなかった人である。何故、なれなかったのか。漱石に、学者とし…