山崎行太郎公式ブログ『 毒蛇山荘日記』

哲学者=文芸評論家=山崎行太郎(yamazakikoutarou)の公式ブログです。山崎行太郎 ●哲学者、文藝評論家。●慶應義塾大学哲学科卒、同大学院修了。●東工大、埼玉大学教員を経て現職。●「三田文学」に発表した『小林秀雄とベルグソン』でデビューし、先輩批評家の江藤淳や柄谷行人に認めらlれ、文壇や論壇へ進出。●著書『 小林秀雄とベルグソン』『 小説三島由紀夫事件』『 保守論壇亡国論』『ネット右翼亡国論 』・・・●(緊急連絡) 070-9033-1268。 yama31517@yahoo.co.jp

ミヤンマーで軍事クーデターか。スー・チー女史が身柄を拘束された模様。アウン・サン・スー・チー国家顧問への評価をめぐって。。

ミヤンマーで軍事クーデターか。スー・チー女史が身柄を拘束された模様。アウン・サン・スー・チー国家顧問の「民主化」を過大評価し、軍事クーデタを非難する国際世論が沸騰しているようだが、私は、必ずしも、アウン・サン・スー・チーを全面的に支持してはいない。軍事クーデタを擁護するつもりもないが、軍部の怒りも、理解できないわけではない。アウン・サン・スー・チー国家顧問は、英国留学中に、英国人と結婚している。ミヤンマーの国民、大衆、庶民層とは、必ずしも利害が一致しているわけではない。今回、クーデターをおこした軍部の方こそ、ミヤンマーの国民、大衆、庶民層の「心」を、つまりミヤンマーの民衆的ナショナリズムの「無意識」を掴んでいる可能性が高い。

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
NHKニュース|NHK NEWS WEB
国際

クーデターから一夜 ミャンマー軍 国営テレビで正当性主張
2021年2月2日 12時41分

クーデターから一夜 ミャンマー軍 国営テレビで正当性主張

ミャンマーのクーデターから一夜明けた2日、軍は国営テレビを通じて、すでに出した声明などを伝え、今回の行動の正当性を繰り返し主張しています。最大都市ヤンゴンでは、空港や政府施設に軍や警察が配置され、緊張が続いています。

ミャンマーでは1日、軍がアウン・サン・スー・チー国家顧問やウィン・ミン大統領のほか与党の幹部を相次いで拘束するとともに、期間を1年間とする非常事態宣言を出して、軍トップのミン・アウン・フライン司令官のもとクーデターによって全権を掌握しました。スー・チー氏などの現在の状況はわかっていません。

クーデターから一夜明けた2日、一部の民間放送局は放送の停止が続いている一方、国営テレビは軍が運営するテレビ局と同じ内容を放送しています。
ーーーーーーーーーーーー
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓