ミヤンマーで軍事クーデターか。スー・チー女史が身柄を拘束された模様。アウン・サン・スー・チー国家顧問の「民主化」を過大評価し、軍事クーデタを非難する国際世論が沸騰しているようだが、私は、必ずしも、アウン・サン・スー・チーを全面的に支持してはいない。軍事クーデタを擁護するつもりもないが、軍部の怒りも、理解できないわけではない。アウン・サン・スー・チー国家顧問は、英国留学中に、英国人と結婚している。ミヤンマーの国民、大衆、庶民層とは、必ずしも利害が一致しているわけではない。今回、クーデターをおこした軍部の方こそ、ミヤンマーの国民、大衆、庶民層の「心」を、つまりミヤンマーの民衆的ナショナリズムの「無意識」を掴んでいる可能性が高い。
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NHKニュース|NHK NEWS WEB
国際
クーデターから一夜 ミャンマー軍 国営テレビで正当性主張
2021年2月2日 12時41分
クーデターから一夜 ミャンマー軍 国営テレビで正当性主張
ミャンマーのクーデターから一夜明けた2日、軍は国営テレビを通じて、すでに出した声明などを伝え、今回の行動の正当性を繰り返し主張しています。最大都市ヤンゴンでは、空港や政府施設に軍や警察が配置され、緊張が続いています。
ミャンマーでは1日、軍がアウン・サン・スー・チー国家顧問やウィン・ミン大統領のほか与党の幹部を相次いで拘束するとともに、期間を1年間とする非常事態宣言を出して、軍トップのミン・アウン・フライン司令官のもとクーデターによって全権を掌握しました。スー・チー氏などの現在の状況はわかっていません。
クーデターから一夜明けた2日、一部の民間放送局は放送の停止が続いている一方、国営テレビは軍が運営するテレビ局と同じ内容を放送しています。
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