■鹿児島中央駅前のスターバックスで、石原莞爾の『世界最終戦争論』を読む。
昨日は、鹿児島中央駅には着いたが、バス時間が大幅に変更されているので、毒蛇山荘までは帰れず、というより、あらかじめ、それを前提に、《車寅次郎》気取りで、鹿児島中央駅周辺でウロウロしている。というわけで、10:30の田舎の鈍行バスを待ちながら、今、スターバックスでコーヒーを飲みながら、石原莞爾の『世界最終戦争論』を読んでいる。ところで、江藤淳が『 日米戦争は終わっていない』で、石原莞爾を批判して、日米戦争は、短期決戦型の日米戦争ではなく、今、《 持久戦》の段階にあり、延々と続いていると言っているらしい。江藤淳の言う通りだが・・・。石原莞爾の『世界最終戦争論』には、軍事論や政治学だけでは、容易に理解できない謎がある。日蓮と日蓮宗という終末論的思想の解明なしに、石原莞爾の『世界最終戦争論』は理解できない、と私は思っている。